おうち探しをルーティンにしよう（月1チェックのすすめ）

お仕事やお子様の入園入学など、年度の切り替わりで変化があった方は、少しずつ落ち着いてきて、余裕が生まれた頃でしょうか。今日はそんな方々に「ゆっくり」でも「いい家を逃さない」ための「月1ルーティン」をご提案します。住宅業界のサイクルを見ると「月1」の理由に納得いただけると思います。

ネット上では3ヶ月程度で物件が入れ替わる

実はネットに掲載され売り出されている中古住宅の7割以上が「6ヶ月以内」に売買されています（下図参照）。実際の売買の手続きには1〜2ヶ月程度かかることから、ネット上では3ヶ月程度で物件が入れ替わっている計算に。「いいなと思っていたけれど、しばらくしてもう一度探しても見つからなかった」というのはよくある話です。

定期的にチェックするメリット

「いつ買うか未定」「それほど急いでいない」方にこそおすすめしたいのが、月1回程度の情報収集です。定期的に調べていると、物件の価格の動きや、エリア別の傾向などの相場観が磨けたり、家族の方と一緒にチェックすれば、それぞれの好みや希望、意外なこだわりなどが分かったりします。1か月、あるいは2ヶ月に1回程度でも継続するといいことがありそうです。

時には「検索条件」を変えてみる

「ネットで検索してもいい家がない」「いつも同じような物件が出る」など、検索しても希望するおうちが出てこない場合は、一度検索条件を見直してみてはどうでしょうか？物件を掲載している不動産会社の条件設定とご自分の検索が異なっていたり、地域によっては売り物件が少なかったりするケースも。築年数などは1年の違いで検索結果に出てこないため、条件を緩めて少し多めに情報を集め、そこから絞るという手もあります。また、検索サイトそのものを変えてみると、新しい物件に出会えることも珍しくありません。

いかがでしたでしょうか？
急いでいないときこそ、ご自身の希望と向き合いつつ、物件情報をじっくり吟味でき、納得感のあるおうち探しができるチャンスです。

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【データ出典】 株式会社NTTデータ・スマートソーシング『自宅の売却期間は平均で3～6か月！早期売却に必要な5つの考え方』（2023年10月2日） https://www.home4u.jp/sell/juku/kodate/sell-244-21292