カチタスメール

2024-04-19

住宅ローンのよくある不安にお答えします

「家を買おう」と思ったときに最初に気になるのが住宅ローンではないでしょうか。なかでも「住宅ローン審査」についてのご質問が多いため、今回はQ&A形式でまとめました。

Q1. 年収が低いけれど大丈夫?

住宅ローンは金額が大きく、返済期間も長期にわたるため、年収が低いことで審査に通らないのではないか、と不安に思う方も多くいらっしゃいます。結論からいうと、年収が○○万円以下だから絶対に通らない、ということはありません。

金融機関が確認しているのは収入の額そのものではなく、収入に対して、返済額の負担が大きすぎないかどうか、つまり収支のバランスです。収支のバランスを調整するには、ご自身の収入に応じた借り入れ金額になるように、購入物件の予算を調整する、配偶者などの収入を合算してローンを組むなど、さまざまな方法があります。ご自身の家計状況を踏まえて無理なく返済していける資金計画を立てていきましょう。

Q2. 他の借り入れがあると「住宅ローン」は借りられない?

車のローンやクレジットの分割払いなど、他の借り入れがあっても、滞りなく返済されていて、住宅ローンの借り入れが加わっても収支のバランスが適正であれば、審査上では特に問題にはなりません。また、住宅ローンの返済が加わることに不安があっても、既存のローンの借り換えや一括返済を検討する、ご家族で収入を合算するなど、収支のバランスを調整する方法は考えられますので、営業担当にお気軽にご相談ください。

Q3. 転職して間もないけど大丈夫?

「勤続年数が短いと審査に通らない」という話を聞かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、一概にそうとは言い切れません。ただし、入社して間もない場合は数か月分の給与明細から算出した「見込年収」で審査されるため、ボーナスや残業代等が含まれにくく、審査上の年収が低くなってしまう可能性はあります。お仕事が変わるタイミングでの住宅購入は、とりわけ無理のない資金計画を立てることが大切と言えそうです。

Q4. 35年ローンじゃないと家は買えないの?

住宅の広告等では35年の返済例がよく載っているので、それが一般的のように感じてしまい、年齢を理由にローンを組むことを迷われている方もいらっしゃいます。
国交省が出している住宅購入者年齢についてのデータを見ると、中古住宅の購入者の年齢は20代から60代以上まで幅広く、35年よりも短い年数で組んでいる方がたくさんいらっしゃることが伺えます。

確かに35年ローンは月々の負担を抑えやすいのが魅力ですが、返済期間が長い分、金利をあわせた返済総額が増えてしまうデメリットもあります。35年ローンでなくても、無理のない資金計画であれば住宅ローンは40代、50代、それ以上でも十分に組めますので、ご自身の状況に合わせて予算や購入物件の条件を整理しましょう。

いかがでしたでしょうか?住宅ローンは審査があるため不安になりがちだからこそ、早めの情報収集と営業担当への相談をお勧めします。すぐには購入しないとしても、ご自身にとって最適な購入時期や予算を整理するきっかけになるはずです。

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累計7万戸の住宅を販売しているカチタスは、住宅ローンの審査やお手続きのサポート実績も豊富です。お客様のご状況に応じて最適な金融機関やローンの組み方もご提案しています。お気軽にご相談ください。

【データ出典】
国土交通省 『令和4年度住宅市場動向調査』