当社では、2013年の社名変更以来、「この街に、ひとつでも多くの喜びを。」というパーパスを掲げ、様々なステークホルダーへ事業を通じて提供する価値にこだわってまいりました。従業員に対しては「仕入れから販売まで一気通貫した仕事を通じ、 意欲と実績と能力に応じて成長できる環境を提供する」という提供価値を掲げてまいりました。

2023年からは「人的資本の質的・量的向上」をマテリアリティ（重要課題）の一つと位置づけ、従業員エンゲージメントサーベイ(ES)のスコアをKPIとし、組織改善や制度改善を推し進めてまいりました。

【具体的な取り組み】
■経営陣
・社長をはじめとする経営陣が、リンクアンドモチベーションからの結果フィードバックMTGに必ず参加。
　店舗スコアに対して、店舗所属メンバーの顔を思い浮かべながら、解像度高く要因を分析。
・会社全体の課題には打ち手を検討し、待遇改善・制度改善に反映。

■現場
・サーベイ結果を店長課長会議にて共有。各店舗の課題を明確にし、改善策を検討するグループワークを実施。
・各組織長が当事者意識をもって改善のためのアクションプランを設定し、実行、検証のサイクルを回すことで改善を推進。

　また、2013年以降は新卒採用に力を入れ、意欲が高くチームワークに優れた人材を中心に活気ある組織づくりを進めてまいりました。当社の事業は社会課題である「空き家問題」の解決や地方活性化に直結するため、地元への貢献を目指す学生からの注目度も年々高まっており、空き家問題を研究する大学のゼミから問い合わせをいただくこともあります。近年では新卒採用人数が毎年100名を超え、2025年には過去最多となる約130名が入社します。

今後も優秀な人材を採用し、従業員の働きがいを向上させることを通じて、パーパス実現に向けて取り組んでまいります。

【従業員エンゲージメント調査について】
リンクアンドモチベーションでは、従業員エンゲージメントに影響を与える16領域64項目について、従業員の期待度・満足度を集計する独自の調査方法によって、組織のエンゲージメント状態を可視化しています。創業以来培ってきた12,650社、509万人のデータベースをもとに算出されたエンゲージメントスコアが高いほど、営業利益率や労働生産性も高い傾向にあることが報告されています。

【モチベーションクラウド エンゲージメントについて】
「モチベーションクラウド エンゲージメント」は、国内最大級のデータベースをもとに組織状態を診断し、従業員エンゲージメント向上を支援するクラウドサービスです。当社では、2018年より本サービスを導入し、可視化された診断結果をもとに、豊富な知見を持つリンクアンドモチベーションのコンサルタントとともに組織改善に取り組んでいます。
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【リンクアンドモチベーションについて】
リンクアンドモチベーションは、独自の基幹技術「モチベーションエンジニアリング」を用いて、組織課題の「診断」、課題の「変革」、結果の「公表」を通じて、企業の「人的資本経営」を総合的に支援しております。
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