2025-08-26
平屋住宅の4つの魅力と注意点近年、その暮らしやすさや安全面から若い世代からシニア層まで幅広い層に人気が広がっている「平屋住宅」。平屋には多くの魅力がある一方で、選ぶ際にはいくつかの注意点もあります。 今月は平屋の魅力や注意点を整理しながら、住まい選びの参考になる情報をお届けします。 ![]() ※国交省「建築着工統計調査」をもとにカチタスで加工 平屋の魅力1. 生活動線がシンプルで快適平屋の最大の魅力は、すべての生活空間がワンフロアにまとまっていること。階段の上り下りがないため、移動がスムーズ。掃除機の上げ下げもないので家事の負担が軽減されます。特に高齢者や小さなお子様がいるご家庭では、転倒などのリスクが少なく、安全性の高い住まいと言われています。また、介護が必要な場合にも、移動や見守りがしやすく、家族にとっても負担が少なくなります。 2. 家族とコミュニケーションがとりやすい平屋は空間がフラットにつながっているため、家族の存在を常に感じられる距離感が魅力です。リビングやキッチン、寝室が近くにあることで、自然と会話が生まれ、家族の絆が深まります。特に子育て世代にとっては、子どもの様子を見守りながら家事ができる点も大きなメリットです。 3. 地震に強い構造平屋は建物の高さが低いため、地震の揺れに対する耐性が高いとされています。重心が低いため、倒壊のリスクも少なくなり、構造的に安定しているからです。災害時の安全性を重視する方にとっては、ひとつの安心材料となるでしょう。 4. メンテナンスコストが抑えられる屋根や外壁の修繕時にも足場の設置がしやすいため、2階建てに比べてメンテナンス費用を抑えられやすいのも平屋の特徴です。2階建てはお風呂やトイレなどを2つ設置したり、エアコンなどの空調設備も増えたりしますが、平屋なら設備が最小限なので修理も少なくて済みます。 平屋の注意点1. プライバシーの確保が難しいこともワンフロアで生活するということは、家族全員が同じ空間で過ごす時間が多くなるということでもあります。そのため、家の中での音や視線が気になる場合もあります。また、すべての部屋が1階に位置しているので外部からの視線も気になるところ。庭木・塀などで目隠しを作るとよいでしょう。 2. 防犯面には注意を平屋は侵入されやすい1階に窓や出入口などの開口部が多く、また採光や通風のために窓を大きくするケースが多いため、外部からの侵入には対策が必要です。平屋に限ったことではないですが、窓には補助錠をつける、防犯窓に変更する、防犯カメラや警報装置を設置するなど防犯対策を工夫するとよいでしょう。 3. 採光や風通しに工夫が必要平屋は建物が横に広がるため、中央部分に光や風が届きにくくなることがあります。特に敷地が限られている場合は、採光や通風を意識した間取りや中庭の設置など、設計段階での工夫が求められます。 4. 2階建てより総額が高くなることも平屋は広い土地が必要なため土地代が高くなったり、同じ延べ床面積でも基礎や屋根の面積が広くなるため建築費が高くなったりと、総コストが高くなる傾向があります。ただし、コンパクトな平屋や中古住宅をリフォームした平屋であれば、コストを抑えつつ理想の住まいを実現することも可能です。 まとめ平屋はプライバシーや防犯面で注意が必要ですが、生活動線が楽で家族とのコミュニケーションがとりやすい住まいです。 ちょこっとPRカチタスでは、リフォーム済み平屋もご用意。新築よりもお手頃な価格で広い平屋住宅に住むことができるのが魅力です。 平屋に興味のある方は、ぜひカチタスのホームページをご覧ください! |