カチタスメール

2025-03-12

中古戸建てを買う前にチェック!見学時に見逃しがちな3つのポイント

住宅見学をする際、設備や室内のきれいさ、日当たりなどに意識が向きがちです。

中古住宅を見学する場合、もちろんそれらも大事ですが、長く安心して住み続けられる住宅であるか、建物の安全性も重要ですよね。一般に売られている中古住宅のなかには売主自身が住宅の状況をすべて把握していないことも。

そこで今回は「住宅の安全性」に関わる確認ポイントを3つご紹介。
中古住宅を年間5000棟以上扱うカチタスだからこそ知る、少しマニアックな知見をお伝えします。

1)地盤が問題ないか

建物を支える「地盤」に問題があると、必然的に建物の安全性にも不安がでてきます。
一般的に住宅は、経年変化により生活に影響ない程度の傾きや軽微なひび割れが発生しますが、地盤に問題がある住宅は大きく傾いていたり、基礎部分に深いひび、もしくは横向きのひびが入っていたりする可能性があります。

見学時には、住宅内を靴下・もしくは素足で四隅を一通り歩いて傾きを感じるか確かめてみましょう。
また建物内だけでなく、建物の周りを確認して基礎部分に大きなひびが入っていないか確認することがおすすめです。

2)雨漏りがないか

雨漏りしている・もしくはしていた建物は構造部分などの木材が腐りやすく、シロアリも発生しやすくなります。

見学時には、天井や壁に雨染みがないか確認してみましょう。写真のような雨漏り跡は発見しづらいため、注意が必要です。
また、屋根裏(小屋裏)を覗けばより屋根に近い部分を確認でき、小さな雨漏りも発見できるため安心です。

定期3月_1

3)シロアリ被害がないか

シロアリは住宅の構造となる柱や基礎などをぼろぼろにしてしまう害虫で、被害状況が大きい住宅は構造が弱くなってしまっているケースも。

以下は、シロアリ被害にあった床の写真です。
このように床や柱がぼろぼろとなっていたり、床を踏むとふかふかしている住宅は、シロアリ被害を疑いましょう。ご自身で確認するのが難しい場合は、専門業者に確認してもらうと安心です。

また、シロアリは防蟻処理をすれば防ぐことができるため、住宅を購入したあとに定期的に防蟻処理を行うのがおすすめです。

定期3月_2

最後に

いかがでしたか。今回紹介した確認ポイントに少しでも該当したら「住めない住宅」というわけではありません。雨漏りやシロアリ被害などがあったとしても必要なところをしっかり修理し、その後メンテナンスを続ければ長く快適に住み続けることができます。

気になった物件があれば実際に見学して、3つのポイントも確認してみてはいかがでしょうか。

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カチタスで販売している中古住宅は、シロアリ業者による「床下点検」と「薬剤散布」済みで、施工後の5年保証付きです。

また、リフォーム企画も自社でおこなっているため、どこをどう直したかもすべて担当者が把握しています。お引き渡し後2年間は雨漏りや給排水管の漏水・故障、主要構造部位の欠陥・腐食を保証しています。