カチタスメール

2025-01-24

【おうちの売却】空き家を放置で固定資産税が増額? 空き家所有者の抱えるリスクとは

今回は、放置空き家所有者のリスクについてお伝えします。

通称「空家法」の改正により、放置空き家への対策がより厳しくなりました。

1)そもそも「空家法」とは?

空き家を放置して管理を怠ると、倒壊や破損、景観の悪化、不法侵入など、周囲へ様々な悪影響が発生します。
2015年に施行された「空家等対策特別措置法」では、市町村が周囲への悪影響が大きい空き家を「特定空家」に指定し、所有者へ状況の改善を求めて指導・勧告を行うことができます。

2)法改正により、「管理不全空家」も対象に

2023年12月の法改正では、特定空家の増加を食い止めるため、「管理不全空家」という区分が作られました。管理不全空家とは、特定空家になる手前の状態の空き家のことを指します。
管理不全空家も特定空家と同じく、市町村から所有者に指導・勧告を行うことができるようになりました。

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※参考:国土交通省 空き家対策特設サイト「空き家の問題とは? 法改正について」
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/akiya-taisaku/articles/2024020105.html

3)指導・勧告に従わないと、固定資産税が増額に

特定空家・管理不全空家に指定され、市町村からの指導・勧告に従わない場合には、固定資産税の住宅用地特例が受けられなくなります。つまり、固定資産税が増額になる可能性があります。

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管理不全空家にならないためには?

管理不全空家に指定されないためには、こまめに住宅のお手入れを行うことが大切です。
建物の状態を定期的にチェックして劣化に気づくことや、換気や掃除を行うことで、空き家の品質・資産価値を保つだけでなく、周囲への悪影響の発生を防ぎます。

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とは言え、空き家の遠方にお住いの場合など、定期的な管理を負担に感じる方は多いのではないでしょうか。
カチタスへの売却であれば、査定の相談から最短3週間ほどで空き家を手放すことができます。詳しくは店舗スタッフまでご相談ください。