カチタスメール

2024-10-21

戸建購入者必見!メンテナンスで変わるマイホームの寿命

「戸建て住宅はメンテナンスが不安」とお考えのかたもいらっしゃるのではないでしょうか。マンションには修繕積立金や管理費がかかるように、戸建て住宅にも継続的なメンテナンスが必要です。今月は「これだけはやっておくべき」メンテナンスのポイントを3つに絞ってご紹介いたします。

そもそもなぜメンテナンスは必要なのか?

住宅を長持ちさせる

下の写真は2つとも築30年程度の住宅。1枚目の写真は定期的にメンテナンスされていたもの、2枚目の写真は数年間放置されてしまっていた住宅です。メンテナンスの有無で屋根・外壁など劣化状況に違いがでてきます。

1枚目:定期的にメンテナンスされていた住宅
2枚目:数年間放置されてしまっていた住宅

メンテナンスは資産価値に影響する

住宅も経年劣化、あるいは損傷を免れることはできません。しかし、メンテナンスの有無による住宅の損耗度合いの違いにより、査定価格にも差がでてきます。
たとえば一般的な不動産会社で売却する場合、状態のよい住宅のほうが早く・高く買い手が見つかるケースが多いでしょう。カチタスで査定をする場合、住宅をリフォームして再販売することが前提のため、劣化がひどくリフォームの必要な箇所が多い住宅であれば、リフォームにかかる費用分査定金額が低くなってしまいます。

「これだけはやっておくべき」メンテナンスのポイント

住まいの隅々まで頻繁にメンテナンスができればベストですが、そんな時間やお金を調達するのは現実的に難しいもの。
日本で一番中古住宅を買い取っているカチタスが「これだけはやっておくべき」メンテナンスのポイントを3つまとめてみました。

1. シロアリ対策

木造住宅最大の敵「シロアリ」。シロアリは柱や床下の土台などに使用されている木材をエサにしているので、建物の基盤である躯体が被害にあうと建物全体の耐久性が低下し、災害時に倒壊するリスクも高まります。躯体部分が被害にあってしまった場合、多額の費用とリフォーム期間がかかります。

また、鉄骨造の住宅でもシロアリ対策は必須です。骨組みは鉄骨を使用していますが、それ以外の内装材や下地などでは木材が使用されているためです。
5年に一度程度の頻度で蟻害チェックと防蟻工事を依頼することをオススメします。

2. 外壁・屋根のメンテナンス

住宅は、内部の傷みよりも風雨などによる外部の損耗のほうが激しいため、外壁や屋根は特にメンテナンスが必要です。

外壁や屋根の劣化が原因で雨漏りしてしまうと、木材が湿って傷んだり、カビやシロアリが生息しやすくなったりと住宅の劣化を加速させてしまいます。スレート屋根の場合は再塗装、瓦屋根の場合は目視でズレや汚れをチェック・補修、外壁も再塗装をすることで雨漏りのリスクを下げることができます。

3. 日々の掃除や換気

意外に思われるかもしれませんが、掃除と換気が住まいの劣化のスピードを下げてくれます。
離れの部屋や、使っておらず閉め切っている部屋などは要注意。ホコリがたまったりカビが発生しやすく、空き家が急激に劣化するのはこのためです。国土交通省が5年に1回行っている空き家所有者を対象にした調査では、管理の頻度が高くなればなるほど、住宅の腐朽・破損が少なくなることがわかっています。(※)

毎日空気を入れ替えたり、掃除をしたりすることで住宅は格段に長持ちします。また掃除をするなかで住宅の不具合にいち早く気づくこともできるため、損耗がひどくなる前に手直しすることもできます。

※ 国土交通省住宅局「令和元年空き家所有者実態調査報告書」

最後に

いかがでしたでしょうか。カチタスは年間約5,300棟の中古住宅を買い取っていますが、住宅の状態によっては再生不可能で買い取りをお断りすることもあります。
住宅寿命はメンテナンスで延ばせます。マイホーム購入後は適切なメンテナンスを行い、住宅を長持ちさせましょう。

ちょこっとPR

カチタスで販売している住宅はすべて蟻害チェック・シロアリ防蟻工事済み。防蟻工事施工後5年間の保証も付いています。

また、カチタスは自社で買い取り・販売を行うので、元の住宅の状態や行なったリフォーム内容は全て社内にデータを蓄積しています。ご不明な点があれば、お気軽に営業担当にお問い合わせください。