空き家再生ニュース

2022-04-01

空き家の「雨漏り」×「火災」意外な関係性とは?

ご覧いただき、ありがとうございます。
6月に入り梅雨のシーズンに突入しました。

この時期は、雨漏りやカビの繁殖など住宅のリスクが様々あります。
そして、意外なリスクの一つに「火災」も挙げられます。

●空き家の「雨漏り」×「火災」意外な関係性
それは、電気ブレーカーに雨水が垂れ、漏電し火災につながるというケースです。
新しいタイプの電気ブレーカーは漏電防止装置が設置されていますが、
古いタイプの電気ブレーカーの場合、搭載されていない場合があります。
空き家は築年が古い物件がほとんど*¹です。
さらに空き家の場合、雨漏りに気付けないことも考えられます。

空き家築年数分布

●劣化や不具合に気づけず、危険空き家に…
空き家のため、雨漏りに気付けぬまま、建物を支える重要な木部に腐食が進み、
倒壊の恐れがある「危険空き家」に認定されるという可能性もあります。
実際に居住中の住宅と比較して、空き家はその3倍の*²確率で腐朽・破損が発生していると言われています。

●あと2~3年早く売却を依頼いただければ…
実際に弊社へ売却申し込みをいただくうち、劣化がひどく再生できない住宅や、
あと2~3年早く、売却依頼をいただけていたら再生できたかもしれない
という悔やまれるケースも多数あります。

(再生できない住宅の例)

再生不可な事例1
再生不可な事例2

●早めの行動が、有効活用の糸口
早めの行動が、空き家を有効活用させる糸口となります。
躯体が丈夫であれば、下記ような住宅でも十分再生が可能です。

(実際に弊社で再生した住宅)

実際にカチタスで再生した住宅例

毎年訪れる梅雨のシーズン。さらに災害が多い日本では豪雨や台風なども発生します。
有効活用が可能な空き家が減ってしまう前に、1軒でも多くの空き家を再生していきたいと思う所存です。


注釈について
*¹:国土交通省「令和元年空き家所有者実態調査」より
*²:総務省「平成30年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計」より