INTERVIEW 01
先輩を知る 01
T・S 2016年入社/滋賀エリアマネージャー
住む人の暮らしを考え、
自分事として取り組む。
WORK
現在の仕事について
自ら考えてリフォームした
物件を販売する喜び
新卒で入社し7年目ですが、入社後3年3ヵ月で店長に昇進し、店長を約3年経験した後、今は地元である滋賀エリアの課長を任されています。
メンバーだった頃は、不動産の買取、リフォーム、販売が私の主な仕事でした。私が想像していた営業のイメージは、既に出来上がった商品を売り込んでいくものでしたが、当社の場合は自分で販売する商品を考えて作り上げていくことができます。自分自身が納得できるものをお客さまに提案・販売したいと考えていた私にとって、買取物件のリフォームに自分の意見を反映させられることはとても魅力的です。間取りを決める企画では、市場に売り出されている物件と同じような間取りにならないためにも、差別化することを意識しています。決定的な違いがあれば、お客さまが購入するかしないかの判断がしやすくなるからです。
そうした取り組みができるのも、社員一人ひとりの意見を聞き入れ、常に成長していこうとする社風と職場環境があるからだと思っています。他店での成功事例は全店舗で共有されるため、まだ営業経験の浅い人にとって非常に良い参考となっています。
WORTH
仕事が生み出す価値・やりがい
売主と買主、そして
地域までも幸せにする仕事
当社が中古住宅の査定を行う際は、工務店とシロアリ業者が同行して調査を行います。見た目には綺麗な物件でも、床下に潜って調査をすると柱がシロアリに侵食されていたなんてことも少なくありません。そのような場合、リフォーム費用がかかるため、一般的な買取金額を下回ってしまいます。それでも売主さまが当社に買取を依頼してくださる理由は、売却までのやり取りがスムーズで、売主さまの負担と責任を軽減することができるからです。当社を介さず、売主と買主の双方がシロアリ被害のある物件だと知らずに契約が成立してしまうことを考えると、社会的に価値のある仕事をしていると思います。
また、買取の対象となる物件のなかには、樹木や雑草が生い茂っていたり、ごみが散乱していたりと、近隣住民の迷惑になっているようなものがあります。そうした物件を当社が買取をして綺麗にリフォームすると、近隣住民の皆さまから感謝されることも。不動産取引を行う当事者だけでなく、周辺地域にも価値をもたらしていることに、やりがいを感じています。
MIND
仕事をする上で大切な考え・想い
自分が購入して住むつもりで
物件の査定・企画を行う
私が仕事をする上で大切にしているのは、相手の目線に立って物事を考えることです。買取前の不動産調査では、土地・建物の概要、ライフラインや近隣施設の情報など、調査項目がいくつかあります。
最終的に物件が売れることが一番ですから、近くにスーパーマーケットや休日に遊びに出掛けるような場所があるのか、近隣にはどんな人が住んでいるのかなど、その物件を自分が購入して住むくらいの気持ちで調査・企画をするようにしています。ただ利益を出すために高く売ろうとするのでは、良いリフォームができないばかりか、売れることもありません。
市場で売りに出されている物件を見ながら、お客さまのニーズを把握し、暮らしやすさを考えてリフォームすることを大切にしています。物件を買取する段階から新しく住まわれる買主さまのことを考えながら選定し、より良い物件に作り変えていくことができるからこそ、当社と買主さまの双方が満足する取引ができるのだと信じています。
SCHEDULE
ある一日のスケジュール
9:00
スケジュール・メール確認
物件の進捗状況と照らし合わせ、1週間の行動計画と当日のスケジュールを確認します。また、メールを確認して対応できるものは早めに返信。仲介会社様との契約書のやり取りから、リフォームの発注、共有事項の確認などを済ませます。
9:30
物件の事前調査
査定の依頼をいただいた物件について、インターネットなどを使って分かる範囲で事前に調査しておきます。
10:00
現地調査・役所調査
現地へと足を運び、実際の物件を調査。目に見える範囲でライフラインの情報や建物の劣化具合を把握します。売主様の売却理由や売却後の予定など、現地で拾える情報はしっかり聞き取りを行った後、役所で決められた条例や正確なライフラインの情報を確認して調査完了です。
13:00
物件管理・中間調査
当社で買取をした物件の清掃作業に行きます。また、リフォーム中の物件が指示通りに工事・管理されているのか、現地まで出向いて調査・確認を行います。
16:30
仲介訪問
不動産の仲介会社を訪問し、物件の売り出しの依頼をさせていただきながら、次に買取できるような物件がないのか挨拶も兼ねた聞き取りを行います。
18:30
翌日の準備・帰宅
外出中に連絡が来て保留になっていた事務作業や契約書のやり取りを進めます。落ち着いたところで日報を作成し、1日の業務内容と業務中にあった出来事を上司へ報告。翌日のスケジュールを確認し、必要な書類などを事前に準備してから帰宅します。
OFF TIME
オフの過ごし方
資格取得に向けて勉強!
入社する前に宅地建物取引士(宅建)の資格を取得した流れで、管理業務主任者やホームインスペクター(住宅診断士)資格を取得しました。不動産業務に関する資格の勉強を続けているのは、取り扱う物件を私自身がよく理解した上で、お客さまに販売したいと考えているからです。
資格の勉強が落ち着いたら、趣味の一眼レフカメラを持って、写真を撮りに出かけたいですね。