プレスリリース

2022-12-19

カチタスが日置市と「空き家バンク制度推進に関わる連携協定」を締結しました

中古住宅買取再生事業を展開する株式会社カチタス(代表取締役社長:新井健資、本社:群馬県桐生市、証券コード:8919、以下カチタス)は、鹿児島県日置市と「空き家バンク制度推進に関わる連携協定」を締結しました。
これまで弊社はいくつかの自治体と協力連携を組んでまいりましたが、包括連携協定を締結するのは初めてのケースです。

協定式

●連携の背景と内容
全国に840万戸以上の空き家があると言われ、2038年には3軒に1軒が空き家になると言われています。日置市が存在する鹿児島県の空き家率は九州の中で一番高く、さらに日置市においては使用用途が決まっていない空き家が4300戸ほど存在します。*²

都道府県別 空き家率

弊社は全国の中古住宅を自社で買い取りリフォームして販売しており、これまでの累計販売戸数は6万戸を超えます。そしてカチタスが買い取る中古住宅は、ほとんどが地方に存在し8割が空き家です。鹿児島県においても累計1500件以上の中古住宅を再生し販売してまいりました。これまでの経験を活かし、日置市と協議の上「空き家の売却相談支援」を担う運びとなりました。

カチタスの地域別販売状況、買取時の居住状況

●新たな選択肢として、地域にカチをタス
弊社はリフォームを施して販売するため、「家に残された荷物ごと買い取る」「家の重要な木部が問題なければ、不具合箇所はそのままの状態で買い取る」といった「手離れの良さ」が特徴です。これにより空き家の活用にお困りの方にとって、弊社が「手離れの良い売却先」として新たな選択肢となれば幸いです。

さらに日置市の空き家バンク制度を通じて弊社が買い取った空き家は、リフォームして販売する際の販売情報を空き家バンクに登録します。現況のままの空き家だけでなく、リフォーム済みの空き家が空き家バンクに登録されることで、日置市へのIターン・Uターン検討者や、日置市で住宅購入を検討される方の新たな選択肢となれば幸いです。

▽実際にカチタスで買い取りリフォームして販売した事例

実際にカチタスで買い取りリフォームして販売した事例

この度の連携をきっかけに、日置市における空き家問題解決の一助となれば幸いです。

(*¹)リフォーム産業新聞「買取再販年間販売戸数ランキング2022」より
(*²)総務省「平成30年住宅・土地統計調査」より